基本方針 事業案内 目次へ

プロジェクトサポーターとしての仕事

写真1「基礎工事の仕事」は地中に杭を打ち込むという、未開の地へのファーストコンタクト。橋や建築物の基礎を築き、様々な社会環境を創造する上で重要なプロジェクトの第一歩です。

あらゆる高度な技術の工法がある中で、施工現場に最適な工法を選択することは至難の技、耐震性などを考えた地盤の安全面、施工期間の短縮、コストの問題、施工品質の管理、環境問題など、施工依頼者である施主や国土交通省、土木、公団関係者の方々とのプランニング段階での打ち合せでクリアしなければならない問題は多種多様。
その中で高い施工品質を保つには、確かなプロの目で現場に最適な工法を見極めることは必要条件となっています。

建築物の基礎工事を行う場合、沖縄の地盤は特異で、珊瑚礁混じりのリーフ層や強度のある中間層があります。その中間層を、理論と施工ノウハウに基づいて巧みに利用することを考え、近年、ジャパンパイル株式会社(旧:株式会社ジオトップ)との技術提携により沖縄でいち早く摩擦杭を取り入れ、安全で、工期を短縮させ、コストを安く、地震にも強い結果を出すことができました。

当社では、あらゆる基礎工事の問題点を解決し、最良の結果を残してまいりました。それは、施工依頼者とのプロジェクトのプランニング段階からの綿密な打ち合せがあって為し得たことであり、基礎工事の施工プランの設計、提案から施工、施工管理までを、プロジェクトという一大事業の中でトータルのサポートすること、すなわち、「基礎工事の仕事」とは、「プロジェクトサポーターとしての仕事」なのです。

沖縄に最適な基礎工事を行い、都市の創造をサポートすることは、金城重機の使命として、これからも新しい技術の向上を目指し、熱意とチャレンジ精神を持って、社会に貢献したいと考えています。